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ココペリとは?
最近、ココペリをデザインしたぬいぐるみとか、ウォレットとか、ココペリグッズをよく見かけます。
人気ですね~。
インディアンジュエリーでもココペリのデザインは人気です。
本来伝承していたホピ族だけでなく、ナバホ族の作家もココペリをモチーフにした作品を作ることがあります。
さて、ココペリとはそもそもなんぞや?
ネイティブアメリカン ホピ族の伝承に登場するカチナ=精霊の一つで、豊穣を呼ぶと言われています。
その姿は、古来はキリギリス、それが擬人化され、背中の曲がったお爺さんになり、笛を吹いた姿で描かれることが多く、擬人化された初期にはファルスや触角を持つ姿で描かれていますが、現在は省略された姿で描かれることが多くなりました。

ココペリは種をまき、笛を吹くと芽吹き、作物が実り、生き物は子供を産むとされています。
そのことから、豊穣と幸福を呼ぶと言われています。
現在で言うと、豊かさとか財運に繋がる物なのでしょう。

童話「アリとキリギリス」では怠け者の代名詞に使われているキリギリスが、ホピの伝承では豊穣を呼ぶ精霊として描かれています。
実際、多くの種類のアリは働き者ではなく、巣の中で何もせずに過ごす個体が多いので、生涯せっせとエサ取りに励み、子孫を残す為に鳴くキリギリスの方が働き者で、自然に対する観察眼はホピ族の方が上と言うことでしょうか?
等と思ったりして。

話は変わりますが、ココペリ人形は色によって御利益が違うとか。
本来のココペリは豊穣と子孫繁栄なので、ココペリ人形は既にインディアンの伝承の中のココペリとは違う存在になってしまったのでしょうか?
本来のココペリにあやかりたいのであれば、ホピ族の手による物を身に付けるのが良いようにも思います。
ちなみに、我が家にもココペリ人形はありますが、「Made in China」つまり、アメリカインディアンとは縁もゆかりも無いココペリもどきでした。
可愛いので置いてますが、御利益は・・・・無さそうです。

ココペリデザインの作品、ゾクゾク入荷中です。
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