top of page
インディアンジュエリーの素材について
ちょっとおさらいです。
日本では、インディアンジュエリー=スターリングシルバーという認識があるようですが、実はこれ、誤った知識なんです。
インディアンジュリーの歴史に詳しい方ならご存じかと思いますが、インディアンは金属の加工技術を白人から学びましたが、彼らにとって銀を錬成するのは非常に困難な事でした。

さぁ、インディアン達は金属の調達をどう行ったでしょうか?
正解は、コイン等です。
コインの素材は925スターリングシルバーとは別のコインシルバーという素材になります。
また、洋白、ニッケルシルバーも多く使われました。
手に入りにくいスターリングシルバーの代わりに身近な素材でインディアンジュエリーを作っていたのです。

コインシルバーやニッケルシルバーの物は、スターリングシルバーとはまた違う光沢があり、ヴィンテージ物のそれらの迫力は素晴らいものがあります。
また、フレッドハーヴィーではニッケルシルバーの光沢を効果的に使った曲線的な作品も多数デザインされています。

また、カッパーも古くからインディアンジュエリーに使われている素材で、これは別項目に書きましたが、使い込まれたカッパー製品は迫力のある光沢を帯びますよ。

勿論スターリングシルバーは加工が容易で、使い込んでいくと良い感じのエイジングがされていきますが、
インディアンジュエリー=スターリングシルバーは間違った知識です。

色々な素材のアクセサリーを、着替えるように付け替えるのも楽しい物ですよ。
​代表的なスターリングシルバー作品
代表的なコインシルバー、洋白作品の光沢
​代表的なカッパーの作品
bottom of page